東京都芝の中高一貫校では、3年間に渡ってバイオリンの授業を行うのだそうです。この都会の男子校で、生徒全員がバイオリンの弾き方を習うとともに、学校のスローガンでもある「共生」を学ぶというのです。
(東洋経済オンライン「仏教主義の男子校がバイオリンで教える本質
東京の進学校「芝」の音楽授業」より引用)
バイオリンをはじめ弦楽器は、確かに実に難しい楽器です。ピアノと違って、決まったキーを押せば決まった音が出る仕組みではありませんから。弦を抑える位置がほんの数mm変わるだけで音が変わる、という「正解のない」もの。だからこそこの楽器をクラス全員で弾いてみる時に、自分の音とそして全体の音に神経をそそいで感覚を磨くことができるのだそうです。
バイオリンの合奏と学校の教育理念である「共生」。自分と全体とを調整しながら全体の目的を達成する、という経験。こんな学校って面白い、って思いました。
Web : 芝中学校・芝高等学校
バイリンガルと脳
「バイリンガルの人は、一言語のみを話す人に比べて、平均4年半ほど認知症の発症が遅い」という研究結果があります。"Bilingual patients suffer dementia onset READ MORE...
ボーディングスクール
今日はこの一冊。創立者小林りん氏が軽井沢に全寮制国際高校「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)」を開校するまでの経緯を語った「世界を変える READ MORE...
バイリンガルとIQ
イギリスのレディング大学が行なった調査によると、「違う国に住みながらも、家庭では自国の言葉(母国語)を話し続けた子供は、IQがより高い」ということがわかったそう READ MORE...