「シリコンバレー界隈のTechnology業界で成功した人は、実は自分の子供にTechnologyデバイスを与えることには慎重である。」と聞いたらどうお感じになりますか。AppleのSteve Jobs氏が自分の子供にはiPhoneやiPadなどのデバイスの使用を制限していて「Low-Techで育て」ている、と述べた記事は少し前に話題になったことがあります。

The New York Times‪Steve Jobs Was a Low-Tech Parent」より引用)

レストランで食事をする小さな子供連れの家族が、食事中一言も発する事無く妙に静かだな、と思ったら...。離乳食を与えられている1歳そこそこの赤ちゃんと、やんちゃな盛りの3歳くらいのお子さんが一人一台のスマートフォンを与えられ身動き一つせずじっとスクリーンを見つめている。数秒おきに口をパッと開けば、親がスプーンで食べ物を運んでくれる、という現場を何度となく見たことがあります。小さなお子さんたちの目はカッと見開いて瞬きするのも忘れたような顔つきをしています。この家族の食卓は、次第にお子さんが大きくなっていった後も、一人一台のデバイスに釘付け状態が続くのでしょうか。

タブレットなどのテクノロジーデバイスとの付き合い方は、どの家庭でも悩みどころだと思います。「プログラミングクラス」だというのでお金を払って子供を通わせ見たら、一人一台のiPadを与えられ各自マインクラフトをやるだけだった、という経験が我が家にもあります。幼い子供がマインクラフト中毒になるまでに、多く時間は要しませんでした。当時、家庭でアプリをダウンロードするのに¥1,000もかからなかった(その当時)と記憶していますが、その教室は数万円の授業料?をとったにも関わらず「各自で勝手にマインクラフトをやらせる」だけだったわけです。すぐに辞めさせました。その経験以来、習い事の中身について子供とよく話し合い、ニーズに合っているか、支払った授業料に見合った学びを得ているか、という点をよく確認するようになりました。親としても、習い事はお金を払って送迎をするだけで終わらせてはいけない、という勉強になりましたね。

テクノロジーとの付き合いというものは難しいですね。親といえどもその道のプロではありません。インターナショナルスクールでも教育現場で積極的に取り入れてゆく流れにありますから、iPadの扱いが一つもわからない、というわけには行きません。だからと言って、子供にデバイスを渡したきりで放置するわけにも行きません。

私が面白いと思った記事は、サンフランシスコ界隈のIT業界の成功者は子供を「Low-Techで育てている」というものです。SAT試験向けの勉強なんてしないで、ドリルやハンマーなどのツールをめいいっぱい使って大型の工作プロジェクトをたくさんやる学校Brightworksが紹介されています。自らのことを「AN EXTRAORDINARY SCHOOL」と形容していますね。

Children come to school to work on projects they devise entirely by themselves — often using power tools, drills, hammers and saws. Whether inside, creating extraordinary large-scale metal works, or outside on field trips around the Bay Area and beyond, the emphasis is on playful stress-free learning.

Finanial Times「‪Why low-tech and outdoor play is trending in education」より引用)

気になる学費US$30,400(2018年度)。大雑把に換算すると日本円で350万円!これもまた極端な気もしますが...。

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