文部科学省では、「国際バカロレアを中心としたグローバル人材育成を考える有識者会議」なるものが開かれており、国内の国際バカロレア認定校を2018年までに200校、2020年までに200校以上、を目標としているようです。

そして、IB(国際バカロレア)教育普及を目指した「文部科学省IB教育推進コンソーシアム」が結成され、本日2018年10月14日に第一回のシンポジウムが開催されたとのことです。Tokyo International School理事長の坪谷ニュウエル郁子氏をはじめとした専門家が講演をされたり、国内の導入事例について紹介したり、といった催しだったようです。

政府の猛プッシュもあり都内でも大ブーム?の様相を呈してきました、このIB教育(国際バカロレア教育)。私としては、「日本国内のIBはしばらく様子見」だなあ、と少し遠巻きに見ています。肌感覚として、「ほんのここ数年でIB、IBと言う人が周り にとても増えてきた。」と言う感じがします。それ以前はどちらかと言うと、「海外滞在中に通っていた学校がたまたまIBカリキュラムの学校だったので、帰国後も同じカリキュラムで学び続けるために、IBカリキュラムをもつインターナショナルスクールに転入する。」と言うパターンが多かったように思います。(←このようなケースは、老舗のIB経験が長いインターで継続的にIBカリキュラムを受けて、のちに海外の大学へ進学、という流れになるのだと思います。)

都心に住んでいると、本当にものすごい勢いで「IB認定校、開校!!」のようなキャッチフレーズを目にする気がしますが...

IBを教えられる(力量と経験を持った)教師の数は足りるのか?と言う疑問が私の脳裏を過ぎります。IB試験で問うもの、そしてその問い方とは、今までの日本のそれとは相当違いますよね。IB試験は記述式で、論じて論じて...と言うものですよね。暗記式の受験テクニック、選択問題が得意な民族である日本人のそれとは正反対のもののように思います。試験だけでなくそもそもIBの学び方自体、日本のそれとは全く違うスタイルですし、それ相応の訓練を受けた指導者が必要だと思うのですが...。

新興校も含め、こんなにたくさんの学校が政府の号令を受けてIBを導入し始めましたが、本当に教えきれるの?と思ってしまいます。私が、今はブームに飛びつかないで、しばらく様子を見ておこう、と思うのはそのためです。仮にもですが「IBとはなんぞや、どれどれ?」ってマニュアルを見ながらしどろもどろにIBを教え始めたばかりの先生が、自分の子供の担任になるのだとしたら、我が家としてはまだ機は熟していない気がします。

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