すでに冬休みに入り、航空チケット代が年末年始価格に高騰する前に、ひと足早く旅行に出られた家族も多いかもしれません。日本の学校に通われているご家族は、あと一息で冬休み突入ですね。とにかく忙しくなる年末ですから、子どもは少しでも長く学校に通っていてくれるとありがたいものです。私はまだ東京でゆっくりしています。子どもたちはまだ通常通り習い事がありますから、楽器の練習をしたり、スカイプで第三外国語を学んだり、クリスマス映画を見たり、と「通常営業+ちょっとゆっくり目」な過ごし方をしています。来週からスキー旅行に出かけるので、その時は思いっきり楽しんできたいと思います。楽器も家に置いて行きます。

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12月になってから、忘年会と称して、都内のインターナショナルスクールに子どもを通わせるママ友数人とお会いする機会がありました。とても狭き国内インター界でありながらも、やはり隣人は何をする人ぞ。他校の様子には興味津々。色々なお話をお聞きしてきました。

様々なことを話し合いましたが、結局のところ、一言でまとめると「自分の子どもが通っているスクールで起きている現象は結局は他校でも同じことが起きている。」と言うことが何となくわかりました。我が子が通うスクールについて日々憂いている事柄って、お隣のインターでも同じことが起きていて同じように父兄の方々が憂いているんです。

インターナショナルスクールの子ども達の英語力の低下

話の中で、主要な話題となったのは他でもありません。「英語力の低下」についてです。このブログでも何度かふれていますが、国内のインターナショナルスクールには今、バックグラウンドからみて本来インターに通う必要のないの子どもが大量に在籍しているため、語学のレベルが低下しています。

「本来インターに通う必要がない子ども」というのは、基本的に「日本の義務教育を受けるべき子どもであるのに、それを放棄している」という意味で言っています。例外(*)となる理由がない限り、日本の教育を受ける義務が発生する世帯は日本の教育を受けるべき、と一義的には思います。両親ともに日本語が母国語であれば、その子どもはその恩恵をフルに受けて、日本語を母国語として習得する機会に恵まれるべき、と考えるのが本来の姿だと思います。

(*例外:「親の仕事の都合で数年後には渡航する予定がある」とか「海外生活が長く日本語を話さないので、英語での就学環境を必要としている」などのケースがあると思います。)

しかし、その機会を意図的に反故にして、インターを選択するケースが年々増えています。父親の言葉でもなく母親の言葉でもなく今住んでいる国の言葉でもない英語をわざわざ教育言語にするために、義務教育を放棄してインターに入学させる日本人のお子さんが集まっているインターでは、極めてきつい罰則がない限り子ども達はほとんどの時間を日本語を話して過ごしていますし、年齢が上がるにつれ、英語の習得スピードがネイティブスピーカーのそれに追いつかないという現象が起きます。それは確実に英語以外の教科の理解の遅れ、として支障を生みます。

このような一連の因果関係というかメカニズムを理解せずに、「インターだったら何でも良い」と思うのも自己責任。逆に全てを理解、想定した上で「それでも自分には勝算、秘策がある」と思うのも然りです。理解・想定した上で、どう乗りこなすか、のアイディアを持った上で通わせないと、子どもはたった数年で完全なセミリンガルになるだろう、と日々感じている恐怖心を共有する忘年会となりました。

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