DeNAチームの筒香さんという野球選手が先日、日本外国人特派員協会で記者会見を行い日本の子ども達の野球環境改善を訴えました。日本の少子化のスピードを何倍も上回るスピードで進む「子ども達の野球離れ」。どう言ったものが背景にあるのか、今の現状は本当に子ども達のためになっているのだろうか、という話を記者団に向けて提議したものです。「母国の野球を改善したい」ということが主旨のようです。

Kyodo NewsBaseball: BayStars' Tsutsugo slugs Japan's youth baseball culture」から引用)

私は野球通ではないのでこの選手がどれほど人気が高いのか、強いのか、権威があるのか全然わからないながらも思うのですが...  日本の子どもの教育界にある悪しき習慣、皆がオカシイぞ?と思っていてもなかなか口に出せない、権威に威圧されると物申せない古くからのやり方に、こうした提言を行うことができる若者がいることを嬉しく思います。

昨年中は、レスリング界や女子体操界、日大アメフト、などなどスポーツ教育界にはびこる膿が少しずつ表に出てくるようなニュースが相次ぎましたよね。日本だけに止まらず、アメリカの方でもフィギュアスケート界のセクハラなど子を持つ親として目を背けたくなるような話題もありました。

よく、日本の中学、高校の部活などスポーツ界には育成段階に、日本独特の「しごき」「過度の先輩後輩関係」があること、そしてその弊害について耳にすることがあります。

また、この野球選手が採り上げている問題として、練習のしすぎ、投げ過ぎによる子ども選手への肉体的ダメージ。そして、お母さん達の「お茶当番の負担」(練習中ずっとついていて雑用をこなす、監督の食事準備、などの雑務を当番制で強いられる等)。中には100人分単位の昼食を準備しなければならなかった、など。

そうした諸々に対して、この選手。「本当に子どものためになっているのか?」と訴えてます。確かに。それを言えること。疑問を提議できること。大切なことです。

私自身も、子ども達が近所のちびっ子サッカーに参加していた時に、上級生(確か、小学校5、6年くらい)のお子さんがコーチに「英検があるので今度の日曜日は来られません。」と言った時に、「はあ?もう一回言えよ。英検とサッカーどっちが大事?英検で来られない、とかありえねーから。」と罵倒されていたのを目撃して親子で凍りついた経験があります。

「サッカーも英語も両方頑張る子ども」なんて認めねー!って、いう口調でコーチに詰め寄られたその男の子がその後どうしたのか、知る由はありません。(私の子どもはその後サッカーをやめてしまったので。)

業界に対し、疑問を提議して改善を呼びかけること。日本社会ではなかなか容易ではないことだと想像がつきます。でもこうした若者が、プロ選手が、子どもの将来の為に声をあげてくれる事って素晴らしい。

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