漢字の学習はまずは小学1-2年生分全体をさらうところまで、スピード感を持って進めていきました。しかし、そこから先。3-4年生の山が、各200字とかなり大きい!本当に大きな山なんです。ただし、これらの小学校で習う漢字を知らないと、日経新聞読めないですよね。現実的に。たくさんあって大変だね〜!と同情しつつ、親の私は子ども達よりながーく生きているので現実を知っています。やるしかない事はやるしかないんです。

インターナショナルスクールやインターの生徒が多く集うような場所には、もちろん駐在家族の(当然日本語を一切話さない)お子さんもいますが、一方で両親が日本人というお子さん、そして片方の親御さんが日本人とお子さんもたくさんいます。私の子どもは後者に当たります。両親もしくは片親がネイティブの日本語スピーカーであろうとなかろうと、インターに在籍するお子さんの日本語レベルは本当に本当に差が激しいです。

これは、ひとえに、「家族の方針。日本語の重要度に対する親の考え方の違い。」につきます。

漢字の話でいうと、早期教育でお母さんがしっかり横について指導したお子さんは良くだいたい1年生の漢字あたりまでは良くついて行くのだと思います。ですが、周りを見渡すと、やはりヤマは3年生くらいから徐々に始まって、それと同時に脱落するお子さんも増えてくる感じがしますね。日本語を習得する上で必要なスキルはもちろん漢字が全てではありませんし、それはそうなのですが、小学生修了レベルの漢字を避けることを考えてしまってはその先の世界はもう無いだろう、と私は思います。

日本語のレベルが高い層

割合は多くはないのですが、聞く話すレベルは日本の学校に通う同じ年齢のお子さんと遜色なく、年齢相応の日本語図書も読めるお子さんがいます。区立の図書館に出入りしたり、本屋さんから好みの本を選んで読む、といった習慣をもつお子さんなのだと思います。当然ながら漢字の勉強も苦痛なくこなすことができ、それを土台にさらに積み上げてゆくスタミナを持ちます。これを小学5-6年まで続けられた、大きな力になると思います。

また、日本の小学6年生終了年齢に達する前に、駆け込みでインターから区立小へ転籍する予定のお子さんや、インターからレベルの高い日本の私立中学を受験する予定のお子さんは、徐々に塾に通うようになりそこで日本語をしっかりやるようです。受験用の読解問題を解けるレベルの日本語力を小学高学年までにつけたいと思う場合、やはり塾通い、もしくは家庭内でのしっかりした長期的なサポートが必須です。

昨今。様々な理由で国内のインターには日本人が非常に多く、英語だけでなく日本語の授業も求める世帯が増えています。これを受け、日本語の授業を提供するインターが増えました。英語の次の第二外国語として選択肢の一つとして日本語授業を提供するスクールもあれば、全員必須で細かくレベル分けし週5で日本語を教えてくれるスクールも。もちろん、週2や3といったパターンも。

よく、インター内において「もっと厳しく日本語を教えてやってほしい。」「この授業は甘すぎで良くない。もっとこうやって下さい。」と日本語教師にクレームしたり、学校に対し「日本語授業の回数を増やせ」「もっと質の高い日本語教師を雇え」と意見しにいく日本人のお母さんをお見かけします。そう言いたくなる気持ちも、もちろん理解できます。どうせやるんだったらもっとクオリティを上げてよ!って言いたくなる気持ち。わかります。でもスクールは恐らく「じゃあ日本の学校行けば?」って思ってるかもしれませんし(多分そうでしょう)、2、3年だけ日本に駐在する外国からの駐在員家族にとって日本語教育というネタ自体興味の対象ではないでしょう。

スクール側がその意見を聞いて自分の思い通りに改善してくれることを待っていても、自分の子どもの日本語力が上がることはありません。これは本当にそうなんです。インターに入れ、それでも日本語のレベルをキープもしくは上げたい、と願うのはそれはその家庭の方針であり、そう望むのであればその家庭の親がフォローしなくてなりません。

インターには色々な考え方のファミリーが混在しています。日本人でありながらも「日本語はもういらない。これからは英語の時代。」「日本語なんてもう捨てたわ。」という意見を持った人も中にはいます。それはそれ。その家族の考え方です。っもし自分がそうではない、違った考え方をするのであればそれもそれ。自分の方針は方針です。

私自身、子どもの日本語についてはかなり悩み、苦労し、それでもゴールは見えずを繰り返しながらいます。でも、「インターナショナルスクールに、日本語力を求めること自体無理がある」ということが自分のハラに落ちる=納得がいってから、「日本語こそはホームスクーリング形式で。100%自分がみてあげる。」くらいの気持ちに変わり、スクールに対して期待することもなくなりました。

何事もハラをくくる、って大事ですね(笑)。「インターに日本語教育の質を求めることの筋違いさ」に早く気づいて、自分の家庭は自分の家庭。とハラをくくれば気が楽になりました。

2019年1月30日「漢字の土台 ①」はこちら

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