英国への留学は避けましょう!と、ノルウェー政府が自国の学生たちに呼びかけているようです。イギリスのThe Guardian紙の記事になっていますね。ヨーロッパには、そもそもエラスムスという学生・教員たちの流動を促進するためのプログラムがあります。欧州内で協力し、また高等教育機関同士で連携して人材の流動を促すのみならず大学間の共同カリキュラムなども促進することを目的とした枠組みです。かつてからこのような取り組みが行われてきたにも関わらず、今回のEU離脱はこうした積み重ねを揺るがしてしまうことになるようです。(結果的にならなかったとしても、関係各界は今現在不安と懸念に苛まれていることは確かです。)EU加盟国のみならず、ヨーロッパ全体の広域でイギリスのEU離脱による影響を憂う見方がこうしてちらほら伝わってくるわけです。

折しもイギリスのEU離脱によって、ヨーロッパ全体の高等教育に関する枠組みや前提が揺るぐことを不安視する声が上がっている中、このIselin Nybø氏(ノルウエーの高等教育担当の大臣)の呼びかけは、人々の「やっぱり不安ですよねぇ...。イギリスの今後って...。」という深い溜息を誘うばかり。

 

The GuardianNorway urges students to avoid UK universities in Brexit warning」から引用)

ノルウェー側の発言に対し、ノルウェーに駐在しているイギリスの大使はツイッター上でこのように反応しています。「離脱前に申請された案件についてはきちんと資金の負担には応じますよ。英国は、ノルウェーの学生にとって今後も良い学業の環境を提供します。」と。

Richard Wood氏のTwitterから引用)

個人的に、イギリスのEU離脱による影響について、我が家一つの世帯としては短期・中期的にあまり不安を感じていません。自分の子ども達が何か大きなインパクトを受けるか否か、という観点で言った場合の話です。まだ小さいからです。仮の話、イギリスでボーディングスクールに進む、もしくはイギリスの大学に進む、などの選択をとったとしても、EUを離脱したからといってあまり具体的なネガティブなインパクトがあるとは考えていません。離脱したからと言って、歴史があり良質な教育を提供してくれるイギリスの由緒正しいスクールや大学の質が直ちに急降下するとは思えません。

問題はその先の高等教育の次元で起きるのでしょうね。現時点で高校生や大学生くらいのお子さんがいる世帯。イギリスの高等教育に進学する予定/すでに在学中の方々、さらに院に進む予定とか、研究機関に残るかどうか、というような段階の方々は不安な気持ちを抱えていると推察できます。例えばメディカルスクールのような職業と直結するような専門を選んだ上でヨーロッパで専門の勉強をしている場合、枠組みにどのような変更が生じるか、しっかりと情報をフォローして吟味しなければならないですね。勉強そのものにプラスして、追加の作業。大変だ。

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