神奈川県川崎市にある、「A.L.C.貝塚学院」という幼稚園が経営破綻したそうです。は有限会社アメリカン・ラングエイジ・センターという割と古くからある運営母体だったようです。国が認可幼稚園無償化に踏み切ったため生徒の確保が難しくなり経営困難に陥った、というのが運営者側の述べる破綻と閉園の理由だそうです。しかし、この幼稚園は英語教育に力を入れた所謂プレスクールのような位置付けであり、地元では人気で、国の幼稚園無償化の煽りで入園希望者が激減した様子はなかったようです。真実はいかに...。

近年、英語教育を売りにした未就学児向けの幼稚園、プリスクールが激増しています。都心を歩くと、タケノコのように新設されている様子がわかると思います。「ナントカInternational School Since 2018」みたいな看板がマンションの一室にあったりすることも。Since2018ってあなた!去年出来たばっかじゃん!!!まさか、「経験不問」みたいな募集要項でネイティブスピーカーだったら誰も来い!な勢いで先生を採用したりしてないでしょうねっ!っと、警戒しちゃうほど、モノすごい勢いでこの手のスクールが増えています。お子さんの教育は大切なことですから、消費者側がきちんと品定めしていることを祈っていますが...。が、現実的には容易に参入し、容易に閉店するこのテの業者はこれからも増えるのでしょうね。心配です。

話を元に戻します。

話題になっているのはこの運営者が発行していた「債券」です。このスクールは、入会金や月謝以外に「債券」として保護者から「預り金」も集めていたのです。1口5万円ほどの債券を、2,3口買う保護者が多かったようですが、入学を強く希望する保護者はそれ以上の額を購入する場合もあったとか。経営母体が健全だった頃は、事前の説明通り満期になった3年後にはきちんと払い戻されていたようなのですが、今回は経営が破綻したそうですからこの債券がただの紙切れとなってしまう可能性は高いと思われます。

ハフポスト日本語版【入園時に「債券」として10万円以上集金の実態も 破産を通知した川崎市の認可外"幼稚園"「A.L.C.貝塚学院」」から引用)

ハフポスト日本語版【画像】A.L.C.貝塚学院からの通告」から引用)

こんなことまでして保護者から金を巻き上げてたのか!!けしからん!と鼻息が荒くなった方もおられるかと思いますが、これ。香港のインターナショナルスクール業界では普通に聞かれる「Debenture(=学校債)」ってことですよね。この破綻したスクールが、学校債を購入した家庭に対し実際どういった優先権(例えば「入学し易くなる」などの特権)を与えていたのかはわかりませんが、入学が非常に難しい香港のインターでは、良く聞かれる話です。(日本国内のインター界では馴染みがありませんが...。)

香港へ引っ越ししお子さんをインターナショナルスクールに入れるご家庭の方は、まずこのDebentureを購入し(株式と似ていて、売り手がいないことには買うことができません。まずはスクールに相談するしかないですね。)優先的に面接してもらう権利を入手すると言います。もしくは、子どもの父親の仕事の都合で香港へ行かれる場合は、お父さんの会社が法人でDebentureを所有しているか確認する必要があります。ウェイティングリストに150人、それ以上のお子さんが待っているスクールも香港には少なくないそうそうですから、こうして少しでも優先順位をあげようと手を尽くしているわけですね。いやらしい話ですが、お金がモノを言う世界と言うこともできます。

定評がある2つのスクールのDebentureを調べてみました。

German Swiss International SchoolDebenture Information」から引用)

Hong Kong International SchoolDebenture」から引用)

調べてみましたところ..........とトトトトと、とんでもない額が提示されていて思わず悲鳴をあげました!

今日のレートは、1香港ドル=14円強。

ぎゃあああああああああ!!!!!

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