いきなりカミングアウトしますが、私はKevin Miuraくんのファンです。Kevinくんは、カリフォルニアの高校生(あれ、もしかしたらまだ中学生かも... ファンを名乗っておきながら曖昧な情報でスミマセン)でバイオリニストです。MiuraさんというFamily Nameと、経歴欄に「USA/Japan」と出てくることから、日本にルーツを持った人物であることが推察されますが、軽くグーグルサーチしただけでは細かい情報が出てきませんでした。それはそれとしてこの演奏をお聞きになれば、ルーツとか国籍とか細かいことはおいといて、この方が稀有な才能の持ち主であることが分かると思います。この演奏は彼が13歳の時のものですから、今は16歳くらいになっているでしょうか。私は、彼の見た目温和な雰囲気の中から出される広くて鋭い音色が大好きです。(この動画、長いこと見ている時間がない方は、9分30秒目から見てみて下さいね。)

 

彼のすごいところは、単にバイオリンが上手だということなのではなく、きちんと学校に通い学業と両立していることです。自分も子育てをしている母親ですから、これがどれだけ難しいことか、すごいことかが分かります。日本では「子どもが学校に通うのは当たり前じゃないか!」と思ってしまいますが、アメリカの音楽教育事情はそうではありません。楽器を真剣にやっていてこのレベルの演奏ができるような子ども達は、学校に通っていないのがほとんどです。日本と違いアメリカではホームスクーリングも選択の一つですから、学校に通う時間をとっぱらって特技の強化に充てるというのは、楽器なりスポーツなり一つのもの突き詰めて特化する人の一つのやり方なのでしょう。

Kevinくんの関係者は、Kevinくんとそのお母さんNancy Miuraさんのことを、インタビューでこのように話しています。


公立の学校に通いながら、このレベルの国際コンクールでこれだけの演奏をするなんて。Kevinは本当に稀な能力を持った子どもなんです。これほどのレベルで楽器を弾くことができる子で、学校に通っている子なんてほとんどいませんよ。

でもKevinの家族は違うんです。学校で過ごす時間は人間バランス良く幅広く成長するために大切なものだ、と言っています。Kevinの母親のNancyさんも「トップレベルのバイオリン奏者がいうには、"10人の天才児がいたとしても、その中で演奏家として大成するのはたった1人程度に過ぎない。それ以外の子はプレッシャーに押し潰されてしまうものだ...。"」という研究結果の記事を最近読んだことがあると言っています。

Kevinの演奏意欲は、何も親からやらされているものではなくて、彼本人の内側から湧き出るものなのです。

(私が勝手につけたざっくり訳)

“Kevin is a really rare bird here because he is doing this level of international competition while being in public school,” Belen said. “I would say probably 90 percent of kids at that level would be homeschooled, just for the sheer amount of time it takes.”

To the Miura family, however, his time at school is essential to ensure his well-rounded development. Nancy Miura said she recently read a study about violin virtuosos that claims that for every 10 prodigies, only one will end up with that career. Others succumb to the pressure in various ways – some more dramatic than others.

Belen said Kevin Miura’s motivation is intrinsic, not the result of overbearing parents.

The OCRValuable Stradivarius awarded to Irvine violin prodigy set apart not only by talent, but also by dedication, humility」から引用)


最後に、私がKevin Miuraくんを初めて知ることになった「Shake It Off」の動画はこちです。楽器を奏で、他のメンバーと音を共鳴させることが楽しくして仕方ない!!ってメンバー達のこの表情が大好き。

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