今回は、プログラミングを題材にMOOCについて触れてみたいと思います。いつもお話していることですが、私は無料のものと、体の移動なしで習えるもの(つまり交通移動なしで自宅で学ぶスタイル)が大好き。理由は、時間とお金の節約になるから!だはは!ならば!!!MOOCは我が家にとって、もってこいなツールなのだ!ってところをお話をしたいと思います。インターナショナルスクールに通っていて英語をツールとして使いこなせるということは、子どもながらにして、ネット上に無料で置かれているこういったパワフルなツールにもアクセスが効くということを意味しています。十分に活用して得するぞ!な我が家の活用例です。

さて、MOOCとは何ぞや。

大規模公開オンライン講座のことです。英語で、Massive Open Online Courseと言います。一言で言うと、主に欧米の様々な大学が様々な学部の授業の内容を動画で配信し世界中の人々が無料で聴講できる仕組みのようなものです。MOOC上では、大学がいわゆる「生涯学習」として市民講座で公開するような文化講座のイメージのものから本格的な大学な授業まで、オンラインでしかも無料で受講できます。これは、私もうろ覚えですけれども、2012年とかそのくらいに実現したものだと思います。それから何年も経ってますので色々と出来ては淘汰されたのかもしれません。とりあえず、今現在、MOOCといえばedXCoursera!この二つをおさえておけば良いでしょう。

MITやハーバード大学らが授業を提供するedX、そしてスタンフォード大学らが提供しているのがCoursera、とだいたいがこの二大MOOCに属しています。ちなみに東京大学はその両者に授業を提供しています。

Courseraウェブサイト

edXウェブサイト

東京大学大規模公開オンライン講座(MOOC)」ウェブサイト

各サイトをご覧になって頂くとお分かりになると思いますが、本当に世界中のたくさんの大学が入っています。地球上にこんなにたくさんの大学があるんだ!って、私も初め見た時びっくりしましたよ。そして、私が初めてこのサイト達を発見し使うに至った時「本当にタダなの?本当に本当?」って心配していたのですが...。

はい。タダです。視聴するのは。

どういうことかというと、サインアップして、受講(動画や説明をみて学び、エクササイズやクイズをこなして修了となる)し、そこで終われば無料です。もしもコースを修了したことを証明する証書(=Certificate)が欲しかったら、有料で証書を発行してもらうことが出来ます。あくまで希望すれば、の話ですからご安心を。例えばですが、子どもが夏休みにやってみようかなと言って興味を持っている「Basic Analytical Chemistry」(edXで東京大学が提供しているコース)はCertifiate代がUSD49です。このコース要項Price欄に「FREE 」とあり、その下に「Add a Verified Certificate for $49 USD」と明記されています。

(発行されるCertificateのサンプル

(全てedXウェブサイト「Basic Analytical Chemistry」から引用)

ここで話題をプログラミングに戻します。プログラミングの習い事ブームで、子ども向けの教室が乱立しているのはわかるけれど、普段インターナショナルスクールに通っていて英語を学習言語にしているお子さん、もしくは、逆に教室に行って日本語で説明されてもその日本語が分からないお子さん(帰国子女とか?)は、MOOCみたいなツールを使って家でプログラミングを学習出来ますよ。というのが、私の今日のブログの主旨です。「通わない」という選択、も一つの習い事戦略かな、と私は思っています。もちろん、絶対に通う必要のある対面でしか実現出来ない習い事の方が世の中には多いですよ。でも、プログラミングは好きな子どもやハマった子どもは、こういうWeb上のコンテンツをうまく使ってそこそこのレベルまで行くことは可能なのではないかと思っています。そこそこのレベルに到達した次の段階、その上を目指す時に「あれ、ネットでいくら探しても解決法が見つからない」という段階で、プロの先生の力を借りても(習いに通う)遅くはない気がしています。

私は、自分の子どもがプログラミング教室乱立ブームの初期に、割と定評のあるスクールに通い、辞め、自宅学習へ移行、というような経緯を辿った経験があります。その自宅学習の際に使用したのが、こちらCourseraでUniversity of Michiganが提供していた「Programming for Everybody」です。(注:受講当時のコースタイトルは「Getting Started with Python」でした。)当時、(*)ビジュアル言語でなくてテキスト系の言語をやりたいんだ!とブイブイ言っていた息子はこのコースでPythonの基礎的な構造を学び、プログラミングにさらにドはまりしました。


(*:ビジュアル言語とテキスト言語の違い)

小学生向けプログラミング教室のほとんどが使用しているMIT開発のScratch。Scratchで学ぶ言語は、ビジュアル言語です。意図する指示を塊みたいな「ビジュアル=ブロック」でつなぎ合わせてプログラムを書くから、ビジュアルプログラミング言語と呼ばれています。この画面の向かって左側にある紫色の塊がありますよね。これらが、「ビジュアルで表したプログラム」というというわけです。子どもはビジュアル言語から習い始めることが多いのではないでしょうか。

「Scratchをはじめよう」手順付きガイド」から引用)

一方で、テキスト言語プログラミングとは文字、記号と数字のみで記述するプログラミングです。いわゆるJavaとかCとかPythonとか、そういうものを指します。このようなイメージのものです。


今日の投稿は、MOOCの話と子どものプログラミング学習の話、二つのネタで盛りだくさん、いっぱいいっぱいになってしまいました。そして、最後になりますが息子のPythonコース終了時にこんなオチがありましたので触れておきます。

このCoursera上のコースを終えた時、ちょうど誕生日だったかクリスマスだったか、プレゼントをあげる理由があった時期だったので、本人のモチベーション向上に役立てるための出費だと覚悟して、Certificate代のUSD49を払ってあげることを約束していたのです。(本当はCertificateなんて要らないから無料でやって欲しかったけど...)本人はあっと言う間にコースを終えCertificateを発行してもらう段階になって、先方から「あなた!小さすぎ!発行出来ません。」との連絡が入ってしまいました。パスポートのコピーなどを送って認証を行う段階になって、「13歳以下はダメ」というルールを告げられてしまったのです。「歳が小さくても本人がせっかく勉強したのだから」と交渉してみましたが、交渉余地はありませんでした。(代わりに返金はしてもらいました。)

ここに書いてありました。彼がまだ6,7歳だった頃の淡い思い出です。Certificateは大事なことではなくて、Pythonを知ることが出来た。それが大事なことなんだよ、と説明してあげたことを覚えています。

(Coursera「Age restrictions」から引用)

 

「プログラミング習った方が良いですか? ①」2019年4月2日投稿

「プログラミング習った方が良いですか? ② 習い事とは」2019年4月3日投稿

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