今日も、TokyoMamanに寄せて頂いた質問について書いてみたいと思います。「もしもあなたのお子さんがもっと小さかった時代に戻れるとしたら、どんなことをやり直したいですか?」というご質問を頂くことがあります。二児の母であるTokyoMamanの子育ての中で「もっと小さい時にあれをしていれば良かったのに、と思うことはありますか?それは何ですか?」という問いです。同じ種類のご質問で、「子どもが都内のインターナショナルスクールに通い始めたばかりです。就学開始年齢そこそこです。今の時点でやっておくべきことは何ですか?」というものも頂きました。

私も今まで、自分の子どもより大きなお子さんを育てている先輩ママに同じ質問を何度もしてきました。そして、たくさんの成功談・失敗談・後悔談を教えて頂いてきました。今日は「こうしておけば良かった談」を二つほどお書きしたいと思います。

一つ目は、体力のことです。持久力向上のために、何か継続的にやっておけば良かったなあ、と思うことがあります。年齢が上がってくるに連れて、体力の重要性をヒシヒシと感じる機会が増えてきました。学校に滞在している時間にプラスして、放課後の習い事をこなして帰宅、そしてそこから楽器の練習。Mustの活動(翌日までに提出すべきもの)と、Optionの活動(読書など、絶対的な期限はないがやった方が良いもの)。遅かれ早かれ「時間がいくらあっても足りません。」という壁のようなものにぶち当たる時期は誰にでもやってくると思います。我が家にもきました。誰しも一日の時間が24時間と決まっている中で、放課後、子どもにどれだけ良質な時間を過ごしてから床につかせるか。私にとって永遠の課題です。

そこで大事なのが、まず無意味な時間を減らす努力です。これは体力以前の問題。例えば「際限なくYoutubeの動画を見っ放しで気づいたら何時間も経っちゃった」「子ども達をプレイデイトさせている横でママさん同士おしゃべりしている間に時間が過ぎ、そのまま夕飯も一緒に食べてきて帰宅したら寝る時間が過ぎていた。そしてこれが一週間に何度もある」というような時間は親の努力で減らすことができます。

そして次にくるのがやはり「子ども本人の体力」です。24時間の壁に勝つには、これです。少し負荷がかかっても、動じない体力。長期的に考えてこれが大事です。そして、これは一朝一夕には得ることができませんね。私は子どもがもっと小さかった時、このことについてあまり注意を払っていませんでした。「うちの子はスポーツが一番!って訳でもないけど、まあすごく不得意でもないようなだから、ギリギリOKかな。」くらいにしか考えていませんでした。甘かったなあ、と思うことが最近増えてきました。何かうまくパフォーマンスをあげられなかった時に「〇〇のせいで疲れが溜まって、こうなってしまった。」という子どもなってしまっては良くないなあ、と思います。

何事にもToo Lateはない!と信じて、この夏は少し体を動かして体を一回り強くしてほしいなあ、と考えたりしています。

二つ目は、読書のやり方です。もちろん私も、子どもが小さい時から読み聞かせや読書の重要性を知っていました。一生懸命読み聞かせ、少し大きくなれば一生懸命読書をさせる努力をしてきたつもりでした。しかし、今になって思うのは「もっと本の中身に深く入ることに時間を使えば良かった」ということです。私の反省点は「数を多く読む・読ませること」に力が入り過ぎていたことであり、「冊数よりも深さに焦点を当てていれば、もっと良かっただろう」と思います。

英語でも日本語でも、絵本でも題材は何でも良いのです。子どもが一冊の本を読み終えた時、音読=つまり発声してそれが正しく出来ていれば「読み終えた」と見なすのではなく、「子どもがその本から何を読み取ったのか。何を理解したのか。そのほんについてどう説明するのか。」というところまで寄り添ってあげていれば良かったなあ。それが私の後悔です。親にとってみたら、とっても時間と根性の要る仕事です。深く深く向き合ってあげなければならないからです。シンプルな絵本や、ちょっとした文章しか載っていない幼児本は甘くみてしまいがちです。でも、本人が読み終わった時に横に座ってあげて「この人って何でこんなに悲しい顔をしているの?」「(悪役について)この悪いキツネさん。どうして悪い事しちゃったんだろうね。キツネさん本人はどういうつもりでやったんだろうね。」「主人公は、このお話が終わった後どうするだろうね。この先はどういうお話が待っているだろうね。」と、とにかく質問をたくさん投げかけてあげる事です。そして、それらにしっかりと答えられるようになるまで見守ってあげる事です。これが大事な事です。

私は、上っ面や字ズラばかり追って「読書完了!」としていた昔の自分に戻って、小さかった我が子の読書にもう少し時間と労力を割いてあげたいですね。こうした問いかけにしっかり答えられる子どもは、他人の立場や気持ちを推察して生活できるMature(=成熟した)な人間になると思いますし、読解力のその先の能力も先取りできると思います。そして、書き物系のタスクに強い子どもになると思います。ちょっとした文章やエッセイをさらりと書ける子と、「何書いていいかわからなーい」状態に居続けて抜け出せない子、の違いはここからきていると私は思います。

インターナショナルスクールでは担任の先生が、一人一人の生徒の読解力を測ってその子どもに合ったレベルの本を与えます。生徒の読解力を測る時に、まさにこういった質問を子どもに投げかけてチェックしています。プロの教師は、「発音だけはできるが内容を深く読み取ることが出来てない」子どもにどんどん難しい本を与えたりはしません。いつまでも易しい本を繰り返し与えてきます。よく「うちの子の読書スキルはもっと高いはずです。家ではもっと難しい本をスイスイ読んでますから。こんな簡単な本でなく、もっと難しい本を学校でも与えてください。」とクレームする親御さんもたくさんお見かけします。私も同じような不満を抱えていた時期がありましたから良くわかります。でも仮にその教師がしっかりと仕事をする優秀な教師であれば、「それにはそれの確固たる理由が存在する」と今では思っています。(注意:職務怠慢でチェック作業も行わない教師も数多く存在するので、一概には言えませんけれどね。これがインターの怖さでもありますが、それはまた別な機会に論じたいと思います。)

「小さな子どもが、シンプルな題材(単純な絵本など)をもとにいかに深く語れるか」というのは、その子どものポテンシャルを大きく分ける重要なスキルセットだと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加

Chemistryに目覚めた!⑥ 最初の

体調不良が続きすっかりペースダウン気味の化学。お腹を壊したり熱を出したりと忙しいので、仕方ありませんね。学級閉鎖のニュースも周りに増えて、いやーな季節です。なんとかREAD MORE

Chemistry に目覚めた!③

いつまで続くか?!この「Chemistryに目覚めた!」シリーズ。苦笑 ... できれば中学ぐらいのレベルをカバーできたら上出来かな、というイメージを持っていますが、三日坊主にREAD MORE...

海外大学合格実績の続き

日本にある高校が、どのくらいの数の生徒をどの程度の海外の大学に送り出しているのか、について調べて見たブログ記事を書きましたところ、受験シーズンということもあってかたREAD MORE

たまに報じられることがある日本の放置児童の問題。自分の子どもがどこで何をしているのか、親が関心を持たず、ほったらかされている状態の子ども達がある一定数この国に存在してる、という問題です。先進国であり豊かな国に見える日本に、こういった社会問題が横たわっているという報道をたまに見かけますよね。ここで取りあげられてるのは、貧困などを背景に、両親共働きで放課後も