今日もよくお問い合わせ頂くご質問についてお話ししたいと思います。季節がらか、「夏休み中に参加できる、良いサマースクールはありますか?」というお問い合わせです。インターナショナルスクールの夏休みは本当に長いですから、実りのある時間を過ごしたい、と皆さん色々と計画を練っていると思います。実際にTokyoMamanに寄せられるご質問内容は実はもっとSpecific (=より詳細)で、「普段インターナショナルスクールに通っています。両親ともに英語は母国語として話す家庭ではないので、家庭内では日本語を話して生活しています。夏休み中に英語を忘れないように(もしくは向上)したいので、どこか良いサマースクールはありませんか。」という具体的な目的が明示されていることが多いです。

「英語がネイティブで無い世帯のお子さんが普段インターナショナルスクールに通っている。家庭では日本語を話している。」という条件のお子さんをお持ちの親御さんが、「夏休みの間に、何か出来ることはないか。」と思案されているのだと思います。その「何か」と言うのは、具体的には「夏休み期間に英語を使わない間衰えてしまうことを恐れている。そのことで新学期に生活面と勉強面の両方で遅れをとりたくない。」「普段から(インターでの)やや遅れていると感じている面を、時間のある夏休みに取り戻したい。」と言う具体的なニーズです。お気持ちがよくわかります。その条件は、そっくりそのまま我が家にも当てはまるからです。

しかし、「この条件のお子さんが得たいものを得られる」サマースクール(以下、「英語を話す環境のサマースクールおよびキャンプ」の意)を探すことは容易ではありません。(私自身も見つけられずにいるため、これまで国内で英語環境のサマーキャンプに子どもを入れたことはありません。)この条件のお子さんが必要としている環境が、夏休みのあいだ、日本国内で実現されることは不可能ではないかな。と思っています。なぜなら、この環境の実現に必要とされる「英語ネイティブの両親を持った、良質なネイティブの英語を話す子ども達」がその期間中、日本にいないからです。例えば英・米・豪などのネイティブスピーカーを両親にもつ英語ネイティブの子ども達は、スクールが夏休みに入れば日本を離れてお国に里帰りしているので、東京に残ってサマースクールに参加するとは考えにくいでしょう。

では、日本にいて「インターナショナルの」「英語環境で行われる」とされるサマースクールに参加する生徒の層とはどういうものでしょうか。

一言で言うと、「インターナショナルなルーツを持たない家庭の子ども」が多いと思われます。あなたがもし普段インターナショナルスクールに通っていて、仮に「英語のレベルがそれほど高くない生徒が増えてインターそのものの英語レベルが低くて心配だ」と普段からお感じになっているのであれば、正直言って「その原因を作っている層」が夏の間日本にとどまり都内のサマーキャンプに集まってくると言えるでしょう。

そこへ「普段日本の教育システムで教育を受けている普段英語を話す生活をしていないけれども、夏の間だけ英語を体験してみたい」という層が加わり、そして「両親ともに一切英語を話さないご家庭のお子さん」の数も増えるでしょう。さらに「両親ともにフルタイムの仕事をなさっていて夏休み中に子どもを長時間(学童の代替として)預けたい」というニーズを持った層が加わってくることが想定されます。

これらが、「普段からインターに通うお子さんが英語強化を目的に国内のサマースクールに参加しても、得たいものを得られない可能性がかなり高い」と私が思う理由です。まれに、「普段インターに通う子どもや英語ネイティブの帰国子女のためのコース」と明記した上で、そう言うニーズに特化したキャンプやスクールが実施されている場合があり、一考の価値はあるかもしれません。「普段英語を使わない生活している子どものための英語体験目的や習い事感覚」とはニーズが異なることを、主催者側が良く理解した上でコース設定をしているのだと思います。

しかし実際のところ、全く異なる種のニーズおよび英語レベルを持った層をいっしょくたにして「英語で〇〇を学ぼう!English Summer Camp」みたいな企画を立てているサマーキャンプ・スクールがほとんどのようにお見受けします。普段インターナショナルスクールに通っている子どもと、普段日本の学校にいて英語は週1回1時間の習い事程度しかやったことがない子どもが一緒になって「STEMを学びます」と言われても、その設定自体に無理があるのでは?????   と私は思います。

選択の際には親御さんの方で「どういう層」のお子さんが多く集まるのか。母集団の属性を良く確認し、自分のお子さんのニーズにマッチしているかを見極めることが必要だと思います。

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