一年の総括編の3回目。今回が最後になります。今回は、各スクールの最小の学年からの入学、つまり"インター受験・入試"のお話をしたいと思います。この(2019年)夏に入学なさるお子さんたちは、「昨年2018年秋にアプリケーション(=願書)を出して年が明けてからスクリーニング(=入試)、春が来る前に結果の通知。」という流れを経てこられた方々です。インターブームもあって、老舗インター、新興インター、超超超新興インター、各スクールとにかく莫大な量のアプリケーションが届いているのでしょう。以前に比べて、「不合格だった」というニュースに触れる機会が増えた気がします。

恐れ入りますが、ここで話しの焦点を「古くからある、各国大使館関係者の子息が通うようなインターナショナルスクール」に絞ってお話させていただきます。

最近のインターは「たとえ途中入学ではなくて各スクールの最年少学年からの入学であっても入学は難しい」という話をよく耳にします。きっと倍率の数字を見ればそうなのでしょう。しかし、「競争率が高くて入試は大変だ」と耳にしても、その情報の真偽は応募者の中身を見てみないと何とも言えません。一つのピースの情報が意味していることの本質を理解するには、まず応募者の中身を吟味して見たいと思います。

例えば「10人の応募者のうち、9人が不合格で1人しか受からなかった」という情報に触れた時。確かに誰だって「狭き門だ!!」という印象を受けるでしょう。しかし、その情報が意味することは、

その10人の応募者が「両親が英語圏(もしくは非日本)出身であり仕事で東京に企業から(もしくは大使館から等)派遣され駐在中の家庭の英語ネイティブの子息10人」だったのか

それとも、「英語を話さない日本国籍の両親でインターナショナルなルーツを一切持たない、帰国子女でもなく今後海外に渡航する予定もない子息10人」だったのか

によって、意味するところが全く異なってきます。そこをまず理解することが必要です。後者のように、客観的事実からして義務教育を放棄してまでインターに通う必要がない子息のアプリケーションの(スクール側から見たときの)優先順位が低くなるのは至極当然のことです。でも現実的に、昨今のアプリケーション急増に貢献しているのはこのようなプロファイルの持ち主です。

ハーフのお子さんも不合格

今回私の周りで多かったのは、ハーフのお子さん(国籍を2つ以上持っているケース)でも、不合格になった方たちです。かつては「日本国籍オンリーよりもハーフの方が有利だ」というような見方がなされていたと思いますが、最近はそうでもなくなってきたな、という感じがしました。Candidateのお子さん一人一人にお会いしたわけではないので、不合格の理由は当然ながら私にはわかりませんが、一つだけ確実なことは「ハーフのお子さんの人口」そのものが爆発的に増えているのだ、ということです。私の子どももそうですし、都心部には公立の保育園・幼稚園・小学校、どこを見渡してもハーフのお子さんが非常に多いです。こういった背景を考えると、「ハーフだから」といって合格が確保されるような時代では、もうない。と考えるしかありません。

結局のところ、老舗インターに絞って言うならば、入学できる定員が限られているのに対し、応募する層が格段に広がっていると言うことです。インターナショナルなルーツを持つ持たないに関わらず、義務教育を受ける権利・義務を持つ層であるにも関わらず、インターナショナルスクールを選択する人の数がものすごく多くなったと言うことです。

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