短期間の詰め込み学習には不向きの語彙とスペリングの学習方法をどうしたら良いか、よく分からないでいます。スペリングは学校でしっかり見てくれる先生とそうでない先生がいて、家でフォローしないと抜けが出てくることがわかりました。低学年のうちは親がいちいちスペリングの誤りを指摘したり直させたりせずに、とにかく文章を書くことをEncourage(=自信を与え、励ましてやる)してあげるように、とスクールから言われていました。私も家では間違いを見つけても一つ一つ直したりはせず、子どもが「書きたかったことの趣旨や根拠」を話しながら聞いてやることに重きを置いてきました。

でも、年齢が上がるにつれ「細かいスペルミスはある段階でしっかり直し正しいスペルで書くことを大前提にする」ことに方向転換しました。これは「ある程度長い文章を書くことができる」段階に達したように(私からは)見えたからです。ある程度「書くスタミナ」みたいなものが形成されたように(私からは)見えた段階で、「やっぱりスペルミスがポロポロと出過ぎると良くないよね」っていう話を子ども達にしました。その時の「年齢」と「書くスタミナの成長度合い」を加味して、そういう方向に持って行くようにしました。「間違っているよりは正しいスペルを書くべき」と。本来であれば、もっと早くからスペリングの勉強をした方が良かったのかも?とも思いますが、過ぎてしまった時間は取り戻せませんから、今からできることを、と思って気持ちを切り替えました。

Better Spelling Age: 9-11 (Oxford Better Spelling)

そこで導入したのがこのワークブックです。一週間のうち、月曜から金曜まで1日に5個の語彙のスペリングをしましょう。という構成になっていて、9,10,11歳の三年分が一冊にまとまった本です。(1歳分は、40週分です。)レベル感はしっかり目で、先取り学習に使うなら結構タフなものです。たまーに、この単語ってイギリス式だなって思うこともありますが、日本で全ての教育を受けた日本人の私には、「たまに知らない単語も出てくるし簡単ではない」という印象です。

Better Spelling Age: 9-11 (Oxford Better Spelling)

「低学年の子どもを座学に縛り付けるのは極力避けたい。」「単語を知るには読書が一番だ。」と私は信じてきましたが、「正しいスペル」という観点でいうと、やはり読書だけでは不十分でスペルの練習が必要なのかもしれません。遅ればせながらそんなことを思い、こういった学習も少しづつ取り入れていこうかな。と。

ちなみにこの教材の使い道です。まず前提として、まだ英語の読み書き(特に書き)が定着していない低年齢のお子さんに「とにかくスペルを暗記しなさい!」と導入するようなものではないと思います。低年齢にそれをやるには内容がタフすぎるかな、という感触です。英語を学習言語として使う子どもでも、まだ「読む・聞く・話す・書く」の土台が強固にできていない段階では、難しいボキャブラリーやスペリングを無理やり暗記させてそれをもってして「自分は勉強したんだ」と子どもに感じさせるのも危険だと思います。程度の差こそあれ、いずれは暗礁に乗り上げてしまう気がします。まずは、英語を使ってアウトプット(話す・書く)できる段階、それがComfortableにできる段階、チャレンジングな読みに耐えうるスタミナがつき始めた頃に丁度良い教材かもしれません。この教材は、無理して先取りしなくても、表示されている年齢通りの進み具合でも非常に有益なもの、と私は思います。

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