夏が過ぎ、秋の気配を感じ始めた9月の終わり頃の話です。私たち一家は、早くも家庭内インフル集団感染しました。最後にかかったのは私で「先にかかった家族の看病疲れ」+「それでも何とか生活を回さなくてはならないプレッシャー」+「結局私は一番の年寄で、体力が持たず」のトリプルパンチ。今回ばかりは死を覚悟?くらい重症化しました。医者からは「そろそろ入院しましょう」と言われながらも「先にかかって先に回復し学校に戻る許可が出てしまった子どもの面倒もあるし」とか、「夫の回復を少しでも助けて、1日でも会社に戻れるようにしてあげたい」とかいう思いが頭の中をグルグル廻り、自分自身も39度台の熱が何日も続きながらもがいて、どうにもならない数週間を過ごしました。

私たちは、超!がつくほどの、核家族です。困ったときに助けを求められる肉親は私サイドに(もちろん夫側も)おらず、今回ばかりは詰みました...。核家族なので助けを求められる肉親がいない、という事は既にわかっていた事。それに加え、万が一のときにヘルプを求められるようなシッターやヘルパー、クリーナーなどのサービスを普段から一切使っておらず「お金を払えば使えるサービスはもしかしてあったかも?」と今更ながらに思うのですが、家族全滅+自分自身も滅亡の危機に瀕している状態で一から検索し探し出す事はほぼ困難である事がわかりました。普段からちょこちょこお願いしていて、万が一のときに「来てもらえないかしら?」とたずねることができるような関係の人を確保しておくことがいかに大切かを思い知ることになりました。(実際、インフルエンザのような感染の恐れがあるケースだと誰がどれだけのサービスを提供してくれるのかはわかりませんが、病児シッターや病児後シッターなど、事前に調べておくだけでも違っただろうなあ、という気がします。)

高熱がなかなか下がらず身体中に毒が回ったような感覚でうなされていた間。「子ども達の数々の習い事を早くキャンセルしなければ、振り替えの予約なんて考える余裕はないけれど...」という思いが頭の中を駆け巡り、眠れたような眠れなかったような心もち...。こんな経験は二度としたくありません。子ども達が回復し少しでも栄養をつけてやらなければいけない局面でも、ひたすら出前を頼む日々。ごめんよ。もう飽きたよね。でも今私にできる事は出前のオーダーをすることが力の限りのことなんだよ...。すまぬ。

残暑冷めやらぬ時期におきた我が家全滅の惨事。この経験を受けて、少しずつ生活の見直しを始めました。友人から勧められたクリーナー兼ヘルパーを、1ヶ月に一度か二度、来てもらうことにしました。家の掃除なんて、元気であれば私が自分で今までやって来たしで難しいことではないのですが、万が一のときに我が家の勝手を知っているヘルパーさんとのコネクション作りにとしてお願いすることにしました。1ヶ月、1万円ちょっとの出費ですが、家の隅々まで綺麗にしてもらって、「ちょっと私具合が悪くて or 忙しいからお願い」って来てもらえるような関係を維持して行きたいと思います。

そして、シッターさんを派遣するサービスの中からいくつか選定し、2人の方にトライアルで来てもらって「お試し体験」してみました。私は夜飲みに出歩く事は年に一度あるかないか程度ですけれど「ちょっと勉強もみてくれて、夜の間子ども達と家で一緒にいてくれる人」を一人二人確保しておくのも良いと思い始めました。(以前は、そんな必要性を感じたこともなかったのですが、今回の経験から「万が一のときのためのネットワーク作り」って、普段、元気なときにやっておいた方が良いかも。っていう気持ちになったのです。)