インターナショナルスクールに通う子どもの日本語学習に使えるアイテムのお話をしたいと思います。日本語を大切にして欲しい、(セミリンガルではなく、両方良質な)日英のバイリンガルになって欲しい、とお子さんに願うご家庭にとって大切なお話です。小学校低学年の時期にどれだけ日本語で読書してきたか、絵本から「読み物としての本」へうまく移行し読者の世界へ羽ばたけたか、が如実に現れる小学校中学・高学年の時期の日本語力。このあたりの年齢になったときに、(区立小や私立校など、日本の教育システムで育つお子さんと同等の)実年齢相応の日本語の本をどれだけ読めたか、というのは将来的にうまいことバイリンガルになれるかどうかに深く関係してくると思います。この時期に「年齢相応」もしくは「甘く見積もっても"年齢マイナス1"くらい」の読み物の本を読まないのであれば、学年相応の国語教科で読解問題についていけなくなる可能性が高いようです。一度その傾向を強く持ってしまった(インターで普段英語の環境に置かれた)お子さんが、後に挽回をはかることは極めて困難のように思います。

(光村図書「国語 四 上 かがやき」から引用)

私も、あの手この手を使って子どもに日本語の読書を促しています。あの手この手といっても、やり方はいたって地味で、近所の区立図書館に足繁く通って子どもが興味を持ちそうな本を借りてくることです。文科省認定の教科書には、各学年ごとの推薦図書がリストになって載っているので活用します。全部は読めないにしても、掲載されてる本のうち4-6割くらいの本は読ませるようにしています。学年毎の教科書上の推薦図書は、「ここに載っている本を違和感なく読めたら学年相応の読解力や国語力を持てている」と確認するために役立つと思うので、数冊だけでも試してみる価値はあると思います。上の写真はご参考までに小学4年生の文科省認定の教科書から引用しました。

子どもが小学3,4年生の頃は一時期、読解問題集を面倒がって嫌がっていた頃でした。そういった時期は、「おはなし推理ドリル 」算数事件ファイル小学4-6年のシリーズを良く使っていました。写真は「算数事件」版ですが、他にも息子が好きだった「科学事件ファイル 小学4~6年 (おはなし推理ドリル)」もあります。

 

「おはなし推理ドリル 」算数事件ファイル小学4-6年 の中身はこのような感じ。(下の写真)文章は短いしカラーで問題数も限られているので、「短い事件ストーリー」をちょっと読む程度だし、内容も面白くいので本人も楽しんでやっていました。はたして本当に読解力が身につくのか?は疑問ですけれど、堅苦しくないものなので重宝していました。

日本語読解のために少し軽めで楽しい教材を使いたい場合は好みのテーマを選んでやってみても良いかもしれません。あくまで「推理が楽しければ良いので!」というスタンスで。

参考図書:科学事件ファイル 小学4~6年 (おはなし推理ドリル)

百人一首事件ファイル 小学4~6年 (おはなし推理ドリル)

都道府県事件ファイル 小学4~6年 (おはなし推理ドリル)

生き物事件ファイル 小学4~6年 (おはなし推理ドリル)

歴史事件ファイル 小学4~6年 (おはなし推理ドリル)

算数事件ファイル 小学4~6年 (おはなし推理ドリル)